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[フェス] TodaysArt 2012 いよいよ開催!

September 21st, 2012 Published in 世界のフェスティバル

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TodaysArt 2012 が21日午後6時から2日間に渡ってオランダ・ハーグで開催される。(日本時間では22日午前1時スタート!)

開会の準備が進むメイン会場Spuiplein (この写真は9月17日のもの)

webサイトでは、Todaysart 2012が今年はプレゼンティングパートナーとして日本テレビヨーロッパ(NTVE)を迎え、革新的で質の高い日本の若手作家によるパフォーマンス作品を紹介することが発表された。和田永率いる ‘Open Reel Ensemble’ と ‘Braun Tube Jazz Band’ そして黒川良一による‘syn_ ’だ。この二名、国内外を問わず幾度となく、様々な国際的なフェスティバルでライブパフォーマンス、展示を重ねる注目を集める若手日本人アーティストだ。

日本との協力なコラボレーションを決定したオロフ・ファン・ウィンデン(Olof van Winden)氏。オロフ氏は先日レポートで紹介したメディアシティーソウル2012の共同キュレーターをつとめている。ソウルであったオロフ氏にインタビューすることが出来た。

メディアシティソウル2012のオープニングに参加するオロフ・ファン・ウィンデン(Olof van Winden)氏(右)

まずは、今回のメディアシティソウルにキュレーターとして参加した感想を教えてください。

4名のキュレーションチーム共同で展覧会作り上げたことがなによりも忘れられない経験となりました。感動したといってもいいかもしれません。時間が限られていただけでなく、参加キュレーターのそれぞれの拠点も異なり、物理的な距離も隔たれていました。そして、成熟した国際的なフェスティバルとして開催を実現出来たように感じています。メディアートのビエンナーレであるわけですが、単に新しい技術の紹介に終始するわけでもデジタルガジェットのような作品が多くを占めるのではなく、真のアート作品を見ることで来ます。美意識、哲学、詩的、政治的、社会性など見いだすことが出来るのです。本当に誇りに思います。

では今回の経験はTodaysArt にどのように繋がっていきますか?

韓国で仕事をしたことでたくさんのインスピレーションを受けました。これからも韓国とのつながりは保ちたいと思っています。ここにはたくさんの才能があることが分かりました。ネットワークを作りたいですね。もちろん日本ともその関係を作りたいと思っています。実際に日本に関してはプロジェクトを予定しています。アジアとヨーロッパの関係を作ることが非常に重要だと思っています。

ヨーロッパではアートイベントの中で、サウンドパフォーマンスやライブイベントが当たり前のように開催されますよね。アジアの国々とは違うように思います。この点に関してはどのように思われますか?

根本的な考え方として、フェスティバルと展覧会は異なるということだと思います。会期が全く異なります。メディアシティソウルでもパフォーマンスが行われますが、会期全て60日間パフォーマンスをするということは出来ません。フェスティバルでは比較的簡単にできます。私は要素がミックスされている状態のパフォーマンスや作品が面白いと思っています。今日の作家は、扱う素材に対して制限を設けていませんよね。領域を横断するような表現が多くみられます。テクノロジーの進歩で色々な表現が個人レベルで可能になりました。作家によっては建築家、舞踏家、デザイナーたちを積極的にコラボレーションしています。かつてはもっと表現ジャンルが、絵画は、絵画。写真は、写真。映画は、映画。というように分断されていたことを思うとと、アーティストが自在に表現の幅を超えて活動することを嬉しく感じているのです。

そして今年はNTVEとコラボレーションし、日本人アーティストを紹介するわけですが、日本とオランダのアーティストの違いのようなものを感じることはありますか。

たくさんの点で違うと思います。日本人作家は、テクノロジーを扱い方と作品表現そのものが洗練されていると思います。そして新しい技術に強い興味をもっているように思います。ヨーロッパのアーティストは作品の社会的な存在意味に注目し、そして、日本人の作品の詳細な部分にまで注力するのと比較するとヨーロッパのアーティストは詳細ではなく作品全体として扱っているように思います。日本人の多くのアーティストはとても国際的な活動をしていますね。世界は急速にグローバルに成長しているので、非常に重要だと思いますね。

どうして今回は日本人の若手作家を紹介することにしましたか?

作品は本当にパワフルで魅力的であることに加えて、若い作家を紹介することに大変興味をもっているからです。和田永氏( ‘Open Reel Ensemble’ , ‘Braun Tube Jazz Band’ )と黒川良一氏( ‘syn_’)のパフォーマンスを重要なタイミングで今回のフェスティバルで紹介できると思っています。そして、このプログラムはメインパートナーのNTVEの参加でが実現しました。今年が初回となるパートナーシップですが、これからの広がりを楽しみにしています。オープンマインドにこのフェスティバルに興味をもち、コラボレーションを決意してくれたことを本当にうれしく思っています。

Open Reel Ensemble [JP] 

Open Reel Ensemble [JP]

Ryoichi Kurokawa [JP] – syn_

これからTodaysart 2012に参加するオーディエンスにメッセージをお願いします。

アドベンチャーが始まるような気持ちで参加してください。そして、なんでも受け止められるように心をオープンにしてください。本当に多様な作品を紹介するからです。たくさんのプログラムを用意して います。なかなか見られないしかも知られていない新しい、若い作家の作品も含まれています。是非参加してください。

実際のフェスティバルの様子は引き続き、ご紹介します。

 

TodaysArt 2012 -International Festival Beyond Art-
http://todaysart.org/2012/

フェスティバル : 9月21日、 22日
展覧会:     9月 22日 – 30日
シンポジウム:   9月20日 – 22 日

フェスティバル概要→PDF
紹介したNTVEによる日本人アーティストプログラム詳細(NTVEウェブサイトより)