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国立新美術館「マンガ*アニメ*ゲーム展」にあわせて開催されるイベントや上映会(まとめ)

July 18th, 2015 Published in レビュー&コラム

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国立新美術館では「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展が開催中ですが、展覧会にあわせてさまざまなイベントが開催されます。まだ発表されていないイベントもあるようですが現状発表されているものをまとめてみました。会場はいずれも国立新美術館3F講堂です。詳細についてはそれぞれの主催者の公式サイトをご覧ください。(イベント名をクリックするとサイトが開きます)

■ 白組クレイアニメーションワークショップ

日時:7月17日(金)13:00~15:30(受付時間)*終了17:00
7月18日(土)10:30~15:30(受付時間)*終了17:00
7月19日(日)10:30~14:30(受付時間)*終了16:00
参加:当日受付/中学生以下対象(材料費500円)
内容:映画「STAND BY ME ドラえもん」など、数々の名作を作り上げてきた制作会社「白組」によるクレイアニメーションのワークショップです。粘土を使ってネズミが主人公の短編アニメーション作りに挑戦します。

■ 紙のマンガは生き残れるか? —デジタルマンガの源流を探る—

日時:7月26日(日)14:00~15:30
出演:すがやみつる(マンガ家)、うめ(マンガ家)
内容:デジタルマンガの黎明期から現在に至る歴史を、マンガだけでなくコンピューターとネットワークの歴史を絡めながら振り返ります。

■ ニッポンのマンガ*アニメ*ゲームの源流をさぐる―サブカル*オタクの pre 1989―

日時:8月14日(金)16:00~17:30
出演:すがやみつる(マンガ家)、青柳 誠(石ノ森章太郎ファンクラブ会長)
内容: 1989年に至るニッポンのポップ&サブカルチャーの流れをたどり、いかにして現在のオタク的カルチャーが発展してきたのか、その歴史に長く関わってきたゲストと共に回顧します。

■ 昭和30年代のテレビCMとアニメーション

日時:7月26日(日)16:00~17:30、8月14日(金)14:00~15:30
出演:高野光平(茨城大学人文学部准教授、京都精華大学表現研究機構・テレビCM研究プロジェクトメンバー)
内容:昭和20~30年代のアニメ-ションCMについてのトークと上映を行います。

■昭和30年代のテレビCMとアニメーション(上映会)

日時:7月26日(日)11:00~13:00、8月1日(土)11:00~13:00、8月2日(日)11:00~13:00、
8月7日(金)17:00~19:30、8月9日(日)11:00~13:00、8月14日(金)13:00~13:30、18:00~19:30(計7回)
内容:京都精華大学の持つ「京都精華大学テレビCMデータベース」から、昭和20~30年代のアニメ-ションCM18本を厳選して上映します。

■ アニメミライ2011〜2015上映会

日時:8月1日(土)「2011」、8月2日(日)「2012」、7日(金)「2013」、 9日(日)「2014」、21日(金)「2015」。各日14:00~16:30
内容:アニメミライの2011年から2015年までの作品を一挙上映。各回とも上映終了後にゲストを招いてのトークショウを予定しています。

■ 小池一夫講演《 マンガの次世代表現「デジタルコミック」現状への緊急提言 》

日時:8月21日(金)18:00~19:30
内容:鑑賞端末としてのPCやスマートホン、タブレットの普及により、ここ数年でデジタルコミックは急速に市民権を獲得してきている。しかし、その実態は出版・WEBなど産業側からの発信により培われてきた、それぞれの進化の結果であり、創作物としての「デジタルコミック」の本質は未開拓な荒野に等しい状況だ。マンガ原作者・マンガ家育成の一線を常に歩んで来た小池一夫が、自らの豊富な経験を元に、クリエイターの立場から観た「マンガのデジタル化」が意味するものと、携帯デジタル端末の特性がもたらす「マンガの新しい可能性」について提案する。

■マンガの時間を「見る」という体験:解放される音、分解される運動

日時:8月22日(土)13:00〜17:00
定員:20名(要事前申し込み)
参加費:500円
内容:マンガのコマのなかには、登場人物や背景の絵だけではなく、内部のフレーム、ふきだし、効果音、声にならないテキストなどいくつもの情報が共存しており、それらが含まれたコマを連続して「読み」そして「見る」ことで、私たちはマンガのストーリーを理解しています。今回のワークショップでは、シュルレアリスムの研究の傍ら、「マンガを通して見ることの近代」をテーマに研究している鈴木雅雄さんと、国内のみならず海外 のマンガも幅広く研究している野田謙介さんを迎えて、マンガの中ではどのようにして「音」や「運動」が視覚情報としてあらわされ、そして「見い出される」 のか、具体的な分析や実験作業を通して考え、マンガ的時間を捉える試みを行います。

■ICAF(インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル)

日時8月28日(金)~8月31日(日)
内容:大学や専門学校などの教育機関で制作された学生作品を上映する映画祭。

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ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展

会場:国立新美術館3F講堂
期間:2015年6月24日(水)〜8月31日(月)




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