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スーツケースを題材にしたメディアアートの企画展が、成田国際空港で2月1日から開催。

January 29th, 2013 Published in レビュー&コラム

成田国際空港において「MEDIA SUITCASE EXHIBITION ―スーツケースの中のメディアアート展」が2月1日(金)から28日(木)まで開催されます。空港や旅をイメージする「スーツケース」を題材にしたメディアアートの企画展です。

新しいメディアやテクノロジーを用いて、さまざまな領域で活動しているアーティスト、鈴木太朗、パンタグラフ、plaplax が本展のために制作した新作を発表。立体、映像、インタラクティブアート、インスタレーションなど、さまざまな形態の作品が展示されます。

なお、CG-ARTS協会は本展覧会の企画と構成を担当しています。CG-ARTS協会は1995年から学生CGコンテストを主催、1997年から文化庁メディア芸術祭の企画や運営にたずさわってきましたが、昨年から新しい文化や才能を社会につなげていくことを目的として、公共機関や文化施設、企業とコラボレートした展覧会やイベントにも取り組んでいます。

 

▼出展作家

パンタグラフ
自ら制作した立体造形物を素材にした写真やアニメーションで多数の作品を発表しているクリエイティブ・ユニット。広告、雑誌表紙、CDジャケットのイメージビジュアルからアニメーションムービー、アートイベントの企画制作まで幅広い分野で活動。近著に「造形工作 アイデアノート」(2010年グラフィック社)がある。

鈴木太朗
自然界の物理現象を観察、その魅力の綿密な考察と理解から、根源的な美しさをもつ作品を生み出すメディアアーティスト。独自の発想や高度なテクノロジーに支えられ時間軸上に抽出される「物質」や「光」の動きや変化は、鑑賞者に純粋な感動やおどろきを伝える。

plaplax(近森基+久納鏡子+筧康明+小原藍)
主にインタラクティブアート分野における作品制作を手がける一方、公共空間、商業スペースやイベント等での空間演出や展示造形、映像コンテンツ制作、インタラクティブシステム開発、プロダクトデザイン、研究開発など幅広く活動している。

 

MEDIA SUITCASE EXHIBITION
―スーツケースの中のメディアアート展

会期=2013年2月1日(金)- 2月28日(木)
会場=成田国際空港 第1旅客ターミナルビル南ウィング4階
出発ロビーGゾーン付近ウェイティングエリア
観覧料=無料
主催=成田国際空港株式会社
企画・構成=CG-ARTS協会
TEL=0476-34-5721(成田国際空港オアシスプロジェクト)
http://www.narita-airport.jp/

★お問合せ
CG-ARTS協会 文化事業部
https://member.cgarts.or.jp/cgarts/ais/user/Answer?qid=2927389/




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