水尻自子さんの作品を大阪で上映
December 24th, 2014 Published in レビュー&コラム
阪急うめだ本店9階にある「祝祭広場」のアートビジョンでは気鋭の作家の映像作品を上映していますが、CG-ARTS協会は、そのプログラムをコーディネートしています。12月10日から1月6日の期間に上映される作品は、水尻自子さんの『かまくら』と『かっぽ』です。
水尻さんは『布団』が第16回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で新人賞を受賞。また『かまくら』が第17回で審査委員会推薦作品に選ばれています。今回上映する『かまくら』は、田んぼに積もった雪で作られたかまくらをイメージした作品。『かっぽ』は水尻さんの卒業制作で、ハイヒールを履いた足が、画面の中を自在に動き回るユーモラスな作品です。
なお、第18回文化庁メディア芸術祭では2月4日(水)から2月15日(日)まで、東京・六本木の国立新美術館を中心に受賞作品展を開催します。
http://j-mediaarts.jp/
12月のショートフィルム
会場:阪急うめだ本店祝祭広場アートビジョン
期間:2014年12月10日(水)~1月6日(火)
作家:水尻自子
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/artvision/
<プロフィール>
水尻自子(みずしり・よりこ)
1984年生まれ。女子美術大学デザイン学科卒業。手描きやコマ撮りアニメーションを中心に制作し、身体の一部をユニークな視点で捉えた独特のアニメーションを得意とする。TOKYO MX『レイナレイナ』でアニメーション監督デビュー。http://imoredy.tumblr.com/
■プログラム:12月10日(水)~12月25日(火)
『かまくら』5:22
■プログラム:12月26日(水)~1月6日(火)
『かっぽ』4:35