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「大気と旋律」をテーマにした展覧会が開催中

June 9th, 2015 Published in レビュー&コラム

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東京・木場にあるギャラリー「COEXIST-TOKYO」にて「大気(air):旋律(air)」展が開催されている。
この展示は、立体機構作品や空気膜造形で1960年代より活躍する高橋士郎氏監修のもと、映像作家でコンピューター・グラフィックスの巨匠である原田大三郎をはじめ、山川冬樹、小松宏誠、谷口暁彦、莇貴彦と、巨匠から若手までのメディアアートを中心とした作家が参加している。

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風船、雲、羽、風、窓、をモチーフにした映像や動きのある作品が並ぶなか、山川冬樹の作品「原子ギター 初号機/弐号機」は、ギャラリー内の放射線の空気線量を感知してギターの旋律が響く。原田大三郎による新作映像「magnetism:4K」は、タイトルのとおり磁力を扱った作品。磁性流体の映像とCGとを掛け合わせた4Kの高精細映像だ。小松宏誠の作品「Lifelog_glider_02」は鳥の羽を用いた空中を浮遊し続けるオブジェで風をコントロールし羽のオブジェは上下に浮遊し続ける。

大気と旋律というテーマで、6名の作家それぞれの切り口で表現をしている。

 
「大気(air):旋律(air)」展
http://coexist-tokyo.com/air/
会期:2015年5月30日(土)-6月28日(日)
時間:11:00~19:00(月曜休廊) 入場:無料
会場:〒135-0042 東京都江東区木場 3-18-17 2F gallery COEXIST-TOKYO
主催:gallery COEXIST-TOKYO




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