Genius Vision 02 -次世代の映像作家たち
September 26th, 2013 Published in レビュー&コラム
CG-ARTS協会が主催する「学生CGコンテスト」の受賞経験者を中心に、未来の映像文化を担う若手作家にフォーカスした新しい上映プログラム「Genius Vision – 次世代の映像作家たち」。第2回となる今回は、青木純さんの特集です。青木さんが東京藝術大学在学中にグループで制作した『ホーム』は、学生CGコンテストがコンピュータグラフィックだけでなく、さまざまな手法の作品を評価する一つのきっかけになった作品でもありました。
本プログラム「Genius Vision」では、学生CGコンテストの受賞後に、海外の映画祭やアニメーションフェスティバルでも高い評価を受けている日本の若手映像作家にフォーカス。学生時代の作品から最新作までの4~6作品を紹介することで、彼らの作家性を掘り下げるとともに、アニメーション表現の広がりや面白さを多く人に伝えることを目指しています。4週間ごとに映像作家が登場し、来年3月までシリーズ展開していく予定です。
Genius Vision -次世代の映像作家たち 02
場所: 阪急うめだ本店祝祭広場 アートビジョン
期間: 2013年 9月25日(水)~10月22日(火)
作家: 青木 純(あおき じゅん)
1981年生まれ。ポップでキュートをモットーに、誰でも楽しめるエンターテインメントを目指して制作を行う。東京藝術大学デザイン科卒業後、株式会社スペースネコカンパニーを設立。NHK やフジテレビなどのアニメーション制作を手がけるほか、オリジナル作品がプレアデス国際映画祭で特集上映が組まれるなど、多数の映画祭で上映・受賞され、評価を受けています。
■プログラム1: 9月25日(水)~10月8日(火)(約11分)
■プログラム2: 10月8日(水)~10月22日(火)(約10分)
<学生CGコンテスト受賞歴>
– 第9回学生CGコンテスト動画部門最優秀賞『ホーム』
– 第11回学生CGコンテスト動画部門佳作『コタツネコ』