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「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展に向けて 国際シンポジウムと開催発表会(2/4)

January 24th, 2015 Published in 世界のフェスティバル

MAGJ

今年の夏に国立新美術館で「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展が開催される。

本展覧会では、戦後のマンガやアニメの発展に大きな功績を残した手塚治虫氏が亡くなった1989年から現在までに焦点を当てられているが、この25年間はデジタル技術が大きく進化し、インターネットやスマホの普及などにより、我々を取り巻くメディア環境も変容した。また、バブル経済の崩壊や、幾度かの震災、テロ事件等によって社会意識も大きく変わっている。歴史的に見ても変化の大きかった時代であったと言えるだろう。

社会の変化や、テクノロジーの進化は、作品にどのような変化をもたらしているのか?本展覧会では、複合的メディア表現として深化してきた日本のマンガ、アニメ、ゲームを総合的に展望するとともに、私達の創造力を再発見する機会となることを目指している。

開催に向けて、国際シンポジウム「日本から世界へ—マンガ、アニメ、ゲームによる文化発信と交流」が2月4日(水)13時より開催される。国内外の美術展の企画・開催に携わる関係者および日本の文化発信に携わる関係者が一堂に会してプレゼンテーションや議論を行う。更にシンポジウムに引き続き17時からは「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展の開催発表会が行われる。国立新美術館では、第18回文化庁メディア芸術祭が始まったところであるので、合わせて来場してみてはいかがだろう。

「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展 国際シンポジウム
「日本から世界へ—マンガ、アニメ、ゲームによる文化発信と交流」

http://www.nact.jp/exhibition_special/2015/magj/index.html#link2
日時:2015年2月4日(水)13:00~16:30(開場12:30~)
会場:国立新美術館 3階 講堂、定員:220名(先着順)
参加無料・事前申込不要・同時通訳あり

[プログラム]

13:00-13:30 基調講演
青木 保(国立新美術館長

13:30-15:00 プレゼンテーション
ディサポン・ネトロモン(ナショナルギャラリー・バンコク、キュレーター)
コニー・ラム(香港アーツセンター コミックス・ホームベース、エグゼクティヴ・ディレクター)
ゴードン・ロー(香港アーツセンター コミックス・ホームベース、プログラム・オペレーション・マネージャー)
ファブリス・ビュオン(Japan Expo日本駐在事務所マーケティング・マネージャー)
阿部芳久(CG-ARTS協会 イノベーション事業部長)

15:00-15:20 休憩

15:20-16:20 パネル・ディスカッション
趙 剛(中国社会科学院 助教授)
長井延裕(クールジャパン機構 エグゼクティブディレクター)
下山雅也(国際交流基金 アジアセンター部長)
真住貴子(文化庁 芸術文化調査官)
さやわか(ライター/編集)

16:20-16:30 閉会挨拶
蓑 豊(兵庫県立美術館長

17:00-18:00「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展 開催発表会

司会:室屋泰三(国立新美術館 情報資料室長)




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