札幌国際芸術祭2014、本日より開幕!開催テーマは「都市と自然」
July 19th, 2014 Published in 世界のフェスティバル
2014年7月19日(土)から9月28日(日)まで72日間にわたって開催される『札幌国際芸術祭2014』 [Sapporo International Art Festival 2014, 略称:SIAF(サイアフ)2014 ]が開幕した。
札幌市は2006年に「創造都市さっぽろ宣言」を行い、2013年11月にはユネスコ創造都市ネットワークの「メディア・アーツ」都市として認定された。この取り組みをさらに進めることを目的としてこの芸術祭を開催。開催テーマは「都市と自然」。歴史文化・風土、都市機能、地域経済や産業、暮らし方をアートの視点で見つめ直すことで、都市と自然の共生のあり方を問い、未来を展望する機会を創出してゆく。(*創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会会長 上田文雄氏のごあいさつより)
会期中には、北海道立近代美術館、札幌芸術の森美術館、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)などを会場として、現代アートを中心に、音楽、パフォーミング・アーツ、メディア・アートなど、各種プログラムが実施されるほか、市内各所でさまざまなプロジェクトが展開される。
開催に先立ち、前日に約120団体のプレスが参加してのプレスツアーが実施された。DEPARTUREでは、この芸術祭の内容を数回にわたり紹介し、その魅力をお届けしてゆく。
3つの大きな構成要素
札幌国際芸術祭は、大きく3つの要素で構成されている。
1)エキジビション
2)プロジェクト
3)パフォーマンス/ライブ
エキジビション
「都市と自然」
「センシング・ストリームズ」
「時の座標軸」
「伊福部昭・掛川源一郎」展
坂本龍一+YCAM Interlab「フォレストシンフォニー in モエレ沼」supported by LOUIS VUITTON
島袋道浩「一石を投じる」
田島一成「SAPPORO PROJECT」
「あなたの都市の上に草は生える」
中谷芙二子「霧は語る」
「ヨコハマトリエンナーレ2014との共同相互企画」
プロジェクト
「アート×ライフ」
「コロガル公園 in ネイチャー」 supported by 札幌丸井三越
暮らし方冒険家【HEY, SAPPORO】
「都市空間のサウンドコンペティション」
プロジェクトFUKUSHIMA!「フェスティバルFUKUSHIMA! 北3条広場で盆踊り」
「都市空間のサウンドコンペティション」
「札幌市資料館リノベーションアイデアコンペティション」
パフォーマンス/ライブ
能楽×アイヌ古式舞踊「北野大地を寿ぐ」
高谷史郎「CHROMA」
Sidi Larbi Cherkaoui + Damien Jalet「BABEL (words)」
その他
第20回学生CGコンテスト、文化庁メディア芸術祭国内巡回事業、アルスエレクトロニカなど、
国内外の様々なフェスティバルとの連携プログラムを予定している。
内容を一覧しただけでも、この芸術祭の規模の大きさと充実ぶりが伺える。次回から内容について詳しくレポートしよう。
開催概要
『札幌国際芸術祭2014』 Sapporo International Art Festival 2014 略称:SIAF(サイアフ)2014
会期:2014年7月19日(土)〜9月28日(日)
開催テーマ:都市と自然
サブテーマ:自然/都市/経済・地域・ライフ
主な会場:北海道立近代美術館、札幌芸術の森美術館、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)、北海道庁赤れんが庁舎、モエレ沼公園、札幌市資料館、札幌大通地下ギャラリー500m 美術館ほか
主催:創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会
URL:www.sapporo-internationalartfestival.jp/
Facebook https://www.facebook.com/siaf2014info?fref=ts
Twitter https://twitter.com/SIAF2014info/media
お問合せ 011−222−4894 札幌市コールセンター
札幌国際芸術祭2014 紹介レポート一覧
vol.1 本日より開幕!開催テーマは「都市と自然」
vol.2 札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)
vol.3 北三条広場〜北海道庁赤れんが庁舎
vol.4 札幌市資料館
vol.5 島袋道浩作品その2〜北海道立近代美術館
vol.6 札幌芸術の森美術館
vol.7 清華亭(毛利悠子『サーカスの地中』)
vol.8 モエレ沼公園
vol.9 札幌大通地下ギャラリー500m美術館
vol.10 イベント紹介